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株式会社エール|整骨院業界の人材育成|神奈川県

柔道整復師に将来性はあるの?リアルのデータを元に専門家が解説します

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株式会社エール代表の荻野です。

「柔道整復師は将来性がない?」と不安を感じていませんか。業界の飽和や年収への懸念から「食えない」という噂も耳にしますが、決して悲観する必要はありません。

本記事では、29歳で起業し整骨院を経営する私が、リアルな業界の現状と30年後も生き残るための戦略を解説します。

年収の推移や理学療法士との違いを知れば、進むべき道が明確になるはず。夢のあるキャリアを掴むためのヒントを、今すぐチェックしてください!

 

柔道整復師の将来性はどう?

柔道整復師の将来性に不安を感じる方も多いですが、結論からいえば悲観することばかりではありません。柔道整復師の将来には高齢化の影響や独立開業権という武器があります。

一方、競争激化という現実も存在します。業界の光と影の両面を知りましょう。

 

将来のポジティブ側面

活躍の場が整骨院やそれ以外にも広がっているため、将来は明るいといえます。超高齢社会の日本では、介護現場でのリハビリ需要が非常に高まっているからです。

機能訓練指導員(デイサービスなどでリハビリを支える専門職)として、高齢者の健康維持を助ける役割も期待されています。国家資格を持ち、独立開業も目指せるこの仕事は、キャリアの選択肢が実に豊富ですよ。

 

将来のネガティブ側面

柔道整復師が注意すべき点は、資格者の増加により市場が飽和状態であることです。ここ10年で柔道整復師の数は急増しており、近隣の整骨院同士で患者さんを奪い合う激しい競争が起きています。


単に資格を取得しただけでは、安定した集客や収入を得ることは簡単ではありません。業界全体で保険請求のルールも厳しくなっているため、これからは他にはない専門性を磨く努力が必要になるでしょう。

 

柔道整復師の年収推移

これから柔道整復師としてキャリアを歩む上で、最も気になるのがお金の話ですよね。

生活の安定は心の余裕に直結します。公的機関のデータを参考に、新卒からベテランになるまでの年収の変化を具体的に知り、自身の仕事に繋げてみてください。

 

新卒入社時

柔道整復師として働き始める新卒時の年収は、およそ320万円から350万円程度が一般的です。厚生労働省の職業情報提供サイト”jobtag”のデータを見ると、10代の平均年収は約321万円、20代前半(20〜24歳)では約355万円となっています1)

この時期は現場での研修や下積みとしての側面が強く、基本給がどうしても控えめに設定される傾向にあるからですね。

他の医療職と比較して最初から高額というわけではありませんが、国家資格を持つ専門職としてのスタートラインとしては妥当な金額でしょう。まずは現場で着実に経験を積み、自分の価値を高めていく時期だといえます。

 

年齢ごとの推移

年齢を重ねるごとに年収は緩やかに上昇し、50代でピークを迎える傾向にあります。厚生労働省の”jobtag”を基にしたデータによれば、50歳から59歳の平均年収は約540万円となっています1)

20代後半(25〜29歳)の平均が約393万円であることを踏まえると、キャリアを通じて150万円ほどの上積みが期待できる計算ですね。長年の経験による指名客の獲得や、分院長といった管理職への昇進が給与に反映されているためでしょう。

勤務先の規模や地域によって差は出ますが、技術を磨き続ければ着実な収入アップが見込める職種です。将来の生活設計を見据えるなら、今のうちから特定の症状に強いといった自分だけの武器を磨いておきたいですね。

 

柔道整復師と理学療法士の違い

リハビリの現場でよく比較される『柔道整復師』と『理学療法士』。どちらも体のスペシャリストですが、実はその成り立ちや役割には明確な線引きがあるのをご存知ですか。それぞれの職種がどのような場面で活躍し、何を目指しているのかを整理しましょう。

 

柔道整復師の仕事

柔道整復師の主な役割は、骨折や脱臼、捻挫といった「急性のケガ」に対して、手術をしない非観血的療法(メスを使わない治療)で回復を促すことです。これは、古くから伝わる柔道整復術という伝統技術に基づいた国家資格だからですね。

具体的には、外れた関節を元に戻す『整復』、包帯や副木で固定する『固定』、そして電気や手技を用いる『後療法』のステップで施術を行います。一部のケガを除き、応急手当を自分の判断で迅速に行えるのはこの資格ならでは。

ケガの直後から完治まで、患者さんに一番近い場所で寄り添える魅力的な仕事だと思っています。

 

理学療法士の仕事

理学療法士は、病気やケガ、加齢によって低下した基本動作能力を回復させるリハビリテーションの専門家です。主に病院や介護施設などを拠点として、医師の指示のもとで活動するのがルールとなっています。

運動療法で筋力を鍛えたり、温熱などの物理的な刺激で痛みを和らげたりしながら、日常生活での『歩く』『立つ』といった動作を回復させるお手伝いをするわけです。

脳卒中の後遺症や術後の長期的なリハビリなど、時間をかけてじっくり機能回復を目指すプロセスを得意としています。チーム医療の要として、患者さんの生活復帰を支える非常に重要な職種ですよ。

 

柔道整復師の強み

理学療法士と比較した際、柔道整復師の最大の強みは『独立開業権』と『現場での即応力』にあります。柔道整復師は自分の治療院を運営して理想の施術やサービスを追求できます。これはリハビリに関連する職種の中でも柔道整復師にしか認められていない特権です。


また、スポーツの現場でもその能力は高く評価されていますよ。ケガが起きたその場で瞬時に状態を判断し、すぐに応急処置を施せるため、遠征帯同などのトレーナー需要も高いです。

組織に縛られず、自らの技術と経営努力で道を切り拓いていける自由度の高さは、将来の可能性を大きく広げてくれる武器になるでしょう。

 

柔道整復師に必要なスキル

競合が増える中で生き残るには、免許を持っている以上の付加価値を磨くことが欠かせません。医療技術が進化し続ける中、従来の知識だけでは多様化するニーズに応えきれなくなるからですね。


具体的には、AIを活用したデータ分析による科学的な施術や、患者さんの不安に寄り添う高い対話力を身につけることが重要でしょう。また、時代の変化に応じて介護やスポーツといった新たな分野へ挑戦する柔軟な思考も大切だと思っています。

機械には真似できない『人の温もり』と『最新技術』を掛け合わせることで、代わりのきかない存在になれますよ。

 

柔道整復師は将来性がある素敵な職種

柔道整復師の未来は、超高齢社会やスポーツ分野での需要拡大により、さらなる可能性に満ちています。競争は激化していますが、独自の『独立開業権』や即応力を武器に、自分らしいキャリアを切り拓くチャンスはいくらでもありますよ。

着実な年収アップを目指すなら、現場での経験に加えてAI活用や深い対話力を磨き、あなただけの付加価値を高めることが重要です。

伝統技術と最新の視点を掛け合わせ、患者さんの人生に寄り添う唯一無二の存在を目指しませんか。確かな国家資格を持って進む先に、心身ともに満たされる豊かな未来が待っています。

 

<参考先>

1)柔道整復師.厚生労働省 jobtag.2025.

https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/173(参照2026-1-24)