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株式会社エール|整骨院業界の人材育成|神奈川県

柔道整復師のキャリアビジョンの考え方【徹底解説】

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株式会社YELL代表の荻野です。

 

「このままでいいのか…」

「家族のために収入を上げたい」

 

経験を重ね、柔道整復師としてのキャリアビジョンに、そんな漠然とした不安を抱えていませんか?

 

この記事では、柔道整復師として10年以上、現在は独立開業している私が、あなたの悩みに寄り添い、出世や転職、独立といった多様なキャリアの選択肢と成功への道を徹底解説します。

 

読み終える頃には将来へのモヤモヤが晴れ、自信を持って次の一歩を踏み出せるはずですよ。

 

今の職場で出世する方法とメリットとは

今の職場でキャリアアップを目指すことは、読者のあなたとご家族の生活を安定させるためにも第一に考えるべきでしょう。

院長やエリアマネージャーなどの役職に就けば、責任は増しますが年収の大幅な向上が期待できます。

実際に、院長になれば年収1000万円以上を稼ぐことも夢ではありません。

そのためには、日々の施術スキルを磨くだけでなく、スタッフの育成や売上管理といった経営的な視点も重要になります。

特に大手グループの整骨院では、研修制度やキャリアパスが明確に示されている場合が多いため、着実にステップアップを目指せるでしょう。

転職や独立を考える前に、まずは今の職場で院長を目指す道を検討してみてはいかがでしょうか。

 

整骨院以外で働く場合の選択肢

柔道整復師の資格は、整骨院以外にも活躍の場が広がっています。

これまでの経験を活かし、異なる環境でスキルアップや年収向上を目指すことも可能です。

ここでは、代表的な3つのキャリアビジョンについて、それぞれの特徴やメリットを詳しく解説していきますね。

 

病院や整形外科

病院や整形外科は、より医学的な知識を深め、安定した環境でキャリアを築きたい方に適した職場です。

医師の診断のもとで働くため、レントゲンやMRIなどの画像診断に基づいたリハビリテーションに関わることができます。

これは、整骨院では得難い貴重な経験でしょう。手術後の患者様のリハビリや、より複雑な症例に触れる機会も多いため、医師や理学療法士と連携する中で、自身のスキルが大きく向上します。

福利厚生が整っている医療法人も多く、安定した収入と労働環境を求める方にとって、非常に魅力的なキャリアビジョンだと言えますね。

 

スポーツの現場

スポーツトレーナーは、アスリートを支える大きなやりがいを感じられる仕事です。

しかし、プロチームなどの専属トレーナーは求人が少なく狭き門であり、相応の準備が求められます。

選手のパフォーマンスに直結するため、ケガの応急処置から日々のコンディショニング管理まで、幅広い知識と技術が不可欠になるからです。

活躍の場はプロチームだけでなく、高校・大学の部活動やスポーツジムなど多岐にわたります。

「アスレティックトレーナー」などの関連資格を取得することも、キャリアを切りひらく大きな武器になるでしょう。

ご自身の憧れを実現できる、価値ある仕事です。

 

機能訓練指導員として働く

将来性と安定した収入の両立を目指すなら、機能訓練指導員へのキャリアチェンジも検討するといいでしょう。

高齢化が進む日本では介護業界の人材需要が非常に高く、柔道整復師の資格を持つ機能訓練指導員は好待遇で迎えられる傾向にあります。

主な職場はデイサービスなどで、利用者の身体機能の維持・向上を目的とした訓練計画の作成や指導が仕事です。

夜勤が少なく、日曜休みが多いなど、ご家族との時間も大切にしやすい点は大きなメリット。

整骨院からの転職で年収が50万円以上アップするケースも珍しくなく、中途採用からのキャリアビジョンとして非常に有望だと言えるでしょう。

 

独立開業の希望と注意点

独立開業は、理想の治療院を築き、年収1000万円以上も目指せる大きな魅力を持つ選択肢です。

しかし、その実現には施術スキルだけでなく、経営者としての能力が不可欠になります。

近年は整骨院の数も増え、競争が激化しているため、集客や資金繰りといった経営面の知識なくして成功は難しいのが現実でしょう。

また、開業資金の準備や煩雑な書類手続きも乗り越える必要があります。

ご家族の生活を考えると、まずは独立支援制度のある職場で経営ノウハウを学んでから、というように計画的に準備を進めることが、夢を叶えるための大事な一歩と言えます。

 

柔道整復師が感じやすい将来の不安

多くの柔道整復師が抱える将来の不安は、「収入の伸び悩み」と「体力的な限界」の2つに集約されるでしょう。柔道整復師と整骨院の数は年々増加しており、他院との競争は激しくなる一方です。

そのため、このまま今の職場で働き続けても給料が上がりにくいのではないか、と不安を感じる方も少なくありません。

また、施術は肉体労働の側面が強く、40代、50代になった時に同じパフォーマンスを維持できるかという体力的な心配もつきまといます。

こうした漠然とした不安を解消するためにも、将来を見据えたキャリアビジョンを考えることが今、求められているのです。

 

柔道整復師が成功するためにはこれをやろう!

柔道整復師として理想のキャリアを築き、ご家族を支える未来を手に入れるためには、日々の業務に加えて意識すべきことがあります。

ここでは、成功への道を具体的に示す4つの重要な行動をご紹介します。どれも明日から意識できることばかりですので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

施術の能力をたかめ、常に向上心を!

成功の土台は、何よりもまず日々の施術スキルを磨き続ける向上心です。患者様はあなたの技術を信頼して来院されるため、常に学び続ける姿勢が他院との大きな差別化につながります。

勉強会やセミナーに参加して最新の知識を取り入れることで、対応できる症状の幅が広がり、患者様からの信頼もより厚くなるでしょう。

どんなキャリアビジョンを描くにしても、その根幹を支えるのは揺るぎない技術力。

この基本を忘れないことが重要です。

 

テクノロジーも活用して業務の効率化を検討

予約管理システムや電子カルテといったテクノロジーの活用は、業務を効率化し、働き方を見直すきっかけになります。

これまでカルテ管理や予約調整にかけていた時間を大幅に削減できるからです。

そうして生まれた時間を、患者様とじっくり向き合う時間や、自身のスキルアップのための勉強に充てることができます。

また、業務効率化は残業時間の削減にもつながり、家族と過ごす大切な時間を増やすことにもなるでしょう。

 

経営の知識や経験を蓄えておこう

将来、院長や独立開業を目指すのであれば、経営の知識を今のうちから学んでおくことが成功のために重要です。

素晴らしい施術スキルがあっても、集客(マーケティング)やスタッフ管理、資金繰りができなければ院を存続させることは難しいからです。

日々の業務の中で売上や経費を意識したり、独立支援制度のある職場で経営ノウハウを学んだりするなど、できることはたくさんあります。

施術者としての視点に、経営者としての視点をプラスすることが、あなたのキャリアをより確かなものにするでしょう。

 

本記事のまとめ

この記事では、30代の柔道整復師が抱える将来の不安を解消し、理想のキャリアを築くための具体的な選択肢と成功の秘訣を解説してきました。

今の職場で院長を目指す堅実な道から、病院や機能訓練指導員への転職、スポーツトレーナーとしての挑戦、そして独立開業という大きな夢まで、あなたの可能性は多岐にわたります。

どの道を選ぶにせよ、日々の施術スキル向上はもちろん、経営の知識や関連資格の取得が、あなたを成功へと導くでしょう。この記事が、あなたのキャリアビジョンを具体的に描き、自信を持って未来へ踏み出すための一助となれば幸いです。