患者さんを笑顔にできる先生を日本中に
corporate site

株式会社エール|整骨院業界の人材育成|神奈川県

柔道整復師のスキルアップ資格|鍼灸師や理学療法士など6選を解説

ニュース

株式会社YELL代表の荻野です。

 

「このままで将来は安泰?」

「もっと収入を上げて家族を安心させたい」

 

柔道整復師として、そんなキャリアの悩みを抱えていませんか?

その不安を解消する方法こそ、プラスアルファの「資格」取得によるスキルアップです。

この記事では、柔道整復師として10年以上、現在は独立開業している私が、あなたの市場価値を上げるおすすめの資格を国家資格・民間資格に分けて徹底解説します。

この記事を読めば、あなたに合った資格が見つかり、未来への道筋がはっきりと見えてくるはずですよ。

 

柔道整復師の将来性ってどうなの?

柔道整復師の将来性は、スキルアップ次第で可能性が大きく広がります。

柔道整復師の数は年々増加しており、他院との競争が激化しているのは事実。

しかし、高齢化社会の進展や健康意識の高まりにより、活躍の場は整骨院以外にも大きく広がっています。

たとえば、介護施設での機能訓練指導員やスポーツ分野のトレーナーとしての需要は年々増加傾向です。

現状に不安を感じるなら、今のうちからプラスアルファの専門性を身につけ、他者と差別化を図ることで、明るい未来へつながるでしょう。

 

柔道整復師がダブルライセンスを取得する2つの手順

柔道整復師としてさらなるスキルアップを目指す際、ダブルライセンスは強力な武器になります。

とはいえ、「どうやって資格を取ればいいの?」と具体的な方法が気になりますよね。

ここでは、代表的な2つの資格取得手順をご紹介します。

あなたのライフプランや経済状況に合わせて、どちらが現実的か考えてみましょう。

 

働きながらもう1つの資格を取得する

収入を維持しながら着実にスキルアップを目指すなら、働きながら次の資格取得を目指すのが最も現実的な選択肢です。

日中は柔道整復師として働き、夜間に専門学校へ通うスタイルなら、経済的にも安定した状態で学べるため、ご家族がいる方も安心ですよね。

また、現場での実務経験と学校での学習内容が結びつきやすく、知識が定着しやすいという大きなメリットもあります。

もちろん、仕事と勉強の両立は簡単なことではありませんが、同じ志を持つ仲間と切磋琢磨できる環境は、モチベーション維持にも繋がるでしょう。

時間はかかりますが、現場感覚を失わずにキャリアを築ける確実な方法です。

 

2つの資格を同時取得する学校に通う

最短期間で効率的にダブルライセンスを目指すなら、2つの資格を同時に学べる学校に通う方法があります。

これは主に、これから資格取得を目指す学生向けの選択肢となりますが、知識として知っておくと良いでしょう。

専門学校の中には「柔道整復学科」と「鍼灸学科」などを併設し、ダブルスクール制度を設けているところがあります。

昼間部と夜間部を組み合わせることで、通常6年かかるところを最短3年で両方の国家試験受験資格を得られるのが最大の魅力です。

ただし、学業の負担は非常に大きく、強い覚悟が必要になります。

時間と費用を最優先するなら検討しましょう。

 

スキルアップにおすすめの国家資格 3つ

柔道整復師としてのキャリアをより確かなものにするためには、国家資格の取得は有効な手段です。

ここでは、特に親和性が高く、あなたの市場価値を高める3つの国家資格を厳選してご紹介します。

それぞれの特徴を理解し、あなたの目指す将来像と照らし合わせてみてください。

 

鍼灸師

スキルアップの王道として最も人気が高いのが「鍼灸師」です。

柔道整復術がケガなど急性期の症状に強いのに対し、鍼灸は慢性的な痛みや体質改善、自律神経系の不調など、より幅広い症状に対応できるのが強みですね。

柔道整復師の資格と併せ持つことで、患者様の身体を「骨格」と「気の流れ」という東西両医学の視点から総合的に診ることが可能になります。

提供できる施術の幅が格段に広がり、他院との明確な差別化が図れるため、将来の独立開業や収入アップに直結する、強力な組み合わせと言えるでしょう。

 

理学療法士

病院や介護施設でのキャリアを視野に入れるなら、「理学療法士」も有力な選択肢です。

理学療法士は、医師の指示のもとでリハビリテーションを行う専門職であり、柔道整復師の持つ運動器への知識と非常に相性が良いです。

この資格を持つことで、手術後の患者様や脳血管疾患後の患者様など、より医療的なアプローチが必要な方々への対応が可能となります。

整骨院では得られない医学的知識や経験を積めるだけでなく、病院という安定した環境で働く選択肢も生まれるため、キャリアの安定性と専門性の両方を高めることができます。

 

介護福祉士

超高齢社会の日本において、将来性という点で「介護福祉士」の資格は大きな強みになります。

機能訓練指導員として働く際も、利用者の身体状況を理解したうえで、質の高い介助(移乗や入浴など)を実践できます。

身体の構造を熟知しているあなただからこそ、より安全で専門的な介護を提供できるのです。

介護現場の核となる人材として、キャリアの安定と社会貢献を両立したい方におすすめの資格ですよ。

 

スキルアップにおすすめの民間資格 3つ

国家資格以外にも、あなたの専門性を高め、他院との差別化を図るための民間資格は数多く存在します。

柔道整復師の知識と掛け合わせることで、特定の分野で唯一無二の存在になることも可能です。ここでは、あなたのキャリアの可能性を広げる、特におすすめの民間資格を3つご紹介します。

 

アスレティックトレーナー

スポーツ分野でトップを目指すなら、「アスレティックトレーナー」は価値ある資格の一つです。

この資格は、選手のケガ予防、コンディショニング、応急処置、リハビリまでをトータルでサポートする専門家であることを証明します。柔道整復師としてのケガへの深い知識と、トレーナーとしてのパフォーマンス向上の知識を併せ持つことで、現場で絶大な信頼を得られるでしょう。

特に日本スポーツ協会公認の資格は認知度も高く、プロチームや実業団で活躍する道もひらけます。

取得難易度は高いですが、スポーツへの情熱を仕事にしたいあなたにとって、目指す価値のある資格です。

 

カイロプラクティック

手技の幅を広げ、自費診療を強化したいなら「カイロプラクティック」の技術習得がおすすめです。

カイロプラクティックは、主に背骨や骨盤の歪みを調整することで、神経の働きを正常化し、身体の不調を改善する手技療法です。

柔道整復師の知識をベースにこの技術を学ぶことで、保険診療の範囲では対応しきれない慢性的な腰痛や肩こり、頭痛といった症状にもアプローチできるようになります。

患者様の多様なニーズに応えられるだけでなく、独立開業した際の強力な武器にもなる、実践的なスキルアップと言えるでしょう。

 

小顔矯正

美容分野への進出を考えるなら、「小顔矯正」の技術は有望なスキルです。

柔道整復師が持つ骨格や筋肉への深い知識は、小顔矯正の技術と相性が良いでしょう。安全で効果的な施術を提供できるため、エステサロンとの明確な差別化が図れます。

近年、美容への関心は高まる一方で、国家資格者が行う施術として高い信頼性と付加価値を提供できます。

自費診療メニューとして高単価を設定しやすく、治療院の新たな収益の柱になる可能性を秘めた、有益な選択肢です。

 

本記事のまとめ:柔道整復師がスキルアップするための資格

この記事では、柔道整復師がスキルアップするためにおすすめの資格を、国家資格・民間資格に分けて具体的に解説してきました。

鍼灸師や理学療法士といった国家資格はキャリアの安定性を高め、アスレティックトレーナーやカイロプラクティックなどの民間資格は特定の分野での専門性を際立たせます。

これらの資格を取得することで、医療現場はもちろん、介護・スポーツ・美容といった多様な分野へ活躍の場を広げ、収入アップや理想のキャリアを実現するための強力な武器になるでしょう。

この記事が、あなたのキャリアプランに合った資格を見つけ、未来へ向けて一歩踏み出すための一助となれば幸いです。