地域と共に生きる「トレーナー」という選択

こんにちは!
株式会社エールの荻野です。
弊社は2025年4月から鎌倉インテルでトレーナー活動を始めました。
同じ地域にあるサッカーチームで、地域とのつながりを大切にし、今でこそ県リーグですが、Jリーグを目指すというビジョンの大きさに惹かれ関わらせていただくことになりました。
柔道整復師を目指すみなさんは、トレーナーになりたいと思ったことがあるかもしれません。
実際に、私たちの治療技術で選手には喜ばれているので、当院の活動が、鎌倉インテルのためになり、また未来の柔道整復師の活躍の場が広がればいいなと思っています。
地域とともに生きるという選択
私が今、柔道整復師として整骨院を開業し、多くの患者さんに関われているのは、間違いなく「地域があったから」です。地域がなければその場所に店舗を構えることはできません。
また、通ってくださる方々、支えてくれる仲間、そして地域そのものが、今の自分をつくってくれました。
だからこそ私は、地域への恩返しをライフワークのひとつとしています。その一つの形が、トレーナー活動です。
鎌倉インターナショナルFCとの出会い
現在、私は鎌倉インターナショナルFCでトレーナーとして活動させていただいています。具体的な活動は怪我した選手の復帰をサポートしているのでメディカルトレーナーという位置付けだと思います。
そこで、特に印象的なのは、元Jリーガーの内藤洋平選手や小谷光毅選手の体を担当させていただいていること。
一流の選手の「体」に触れる機会をいただき、治療家としても大きな刺激を受けています。
トレーナーを通じて得た確信
この活動の中で強く感じたのが、
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自分の治療技術が現場で通用するという手応え
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さらに学びを深めたくなる自分の成長意欲
現場では一瞬の判断が求められます。選手からの訴えや、触診や検査をして、何が原因で症状に繋がっているのか?その場ですぐに判断し治療をしなくてはいけません。なぜなら、一人の選手を診ればいいわけではなく、短い時間の中で多くの選手を担当しなければいけないからです。
現場の活動の中で、自分のスキルが「実際に誰かの力になる」ことを実感するたび、柔道整復師としての誇りと使命感が強まることを感じています。
柔道整復師が地域でできること
柔道整復師は治療院の中だけで完結する仕事ではありません。地域スポーツや教育現場など、多様なフィールドで“未病”を支える存在として活躍できます。
地域チームの子どもたちや保護者の方から「ありがとう」と言っていただける。
その言葉の重みが、自分の仕事の価値を何倍にも高めてくれます。
若手柔道整復師へ伝えたいこと
これからの時代、柔道整復師が活躍するフィールドは確実に広がっていきます。治療院でも多くの患者さんを担当することはできます。
さらには介護施設やスポーツ現場でも活躍の場が広がっています。
私が思うのは、もしあなたが「もっと地域と関わりたい」「治療技術を現場で試したい」と思うなら、ぜひトレーナー活動に挑戦してほしいと思います。
最初は不安かもしれません。でも、現場に出ればわかります。
あなたの技術が通用すること。
そして、もっと学びたくなる自分に出会えること。
地域とともに未来をつくる
私はこれからも、鎌倉の地を拠点に、柔道整復師として地域貢献を続けていきます。
そして同じ想いを持つ仲間たちとともに、“地域とともに生きる柔道整復師”の価値を広めていきたいと考えています。
地域があるから、自分がある。
だからこそ、地域に還す。
そんな働き方、生き方があってもいいのではないでしょうか。
私一人ではなく、社員とともに
そして今、私のビジョンは「自分だけが担当する」のではなく、社員がトレーナーとして現場に立つことです。
柔道整復師としての技術を、スポーツの現場で活かし、選手たちとともに成長し、そして何より
「鎌倉からJリーグへ」という、鎌倉インテルのビジョンを、“医療面から支える存在”として貢献すること。
これこそが、私たちが果たすべき地域貢献のかたちだと思っています。
地域があったから、今がある。
だからこそ、地域に還す。
そして次は、社員とともに夢を支える側へ。
**「柔道整復師×トレーナー×地域貢献」**という新しい働き方を、これからも追求していきます。
鎌倉インテル
https://kamakura-inter.com/
株式会社エール
荻野俊